おいしい給食で子どもに笑顔を!学校給食のプロフェッショナル
女性活躍に取り組んでいます!
- 社員の70%、パート社員はほぼ100%が女性スタッフ
- 事業所を任せる責任者の女性の割合80%以上
- ライフスタイルの変化にも柔軟に対応
東京都内22の小中学校や
保育園・病院などの給食調理を受託
大きなお釜から立ち上がる湯気、漂ってくる大好きなカレーの匂い。そんな学校生活のお楽しみ「給食」は、日々、多くの給食調理員の力によって支えられています。
今回は、徹底した衛生管理と調理技術で、子どもたちに食べる楽しみを伝える学校給食のプロフェッショナル「株式会社CTMサプライ」を訪ねました。
地下鉄四谷三丁目駅から徒歩で約3分。大通りから少し奥に入ったビルの一角にCTMサプライのオフィスがあります。JR四ツ谷駅や地下鉄曙橋駅からもアクセスでき、3路線3駅利用ができる好立地です。
オフィスの扉を開けると、目に飛び込んでくるのは、色とりどりのかわいらしい手作りモニュメント。壁の一角には、給食を食べた小学生たちから寄せられたメッセージが貼られたボードもあり、なんともあたたかな雰囲気。「おいしかった」「いつもありがとう」など、子どもたちの声が聞こえてくるようです。
CTMサプライの設立は2004年。荒川区で学校給食調理業務の受託を開始したのが始まりです。荒川区から始まった学校給食の受託業務は、その後中野区、杉並区、新宿区……とエリアを拡大して行きました。
「地域に根付いた会社に」「仲間との絆を大切に」をモットーにしているCTMサプライが、受託業務とともに力を入れてきたのは「子ども食堂」をはじめとする地域における社会貢献活動。こうした活動を通して、丁寧で真面目な仕事が知られるようになり、学校以外にも給食調理業務を行う対象が広がったといいます。
現在は、公立小中学校22校、保育園・幼稚園3園、病院2件、障がい者福祉施設5件の給食調理業務を担うまでに成長。2018年には、新宿区近隣からの需要が増えたことから、拠点を新宿に移したといいます。
CTMサプライの「絆を大切に」という社風は、事業の拡大に好影響を与えているだけでなく、社内の雰囲気にも現れているようです。
従業員同士の交流を図るために、バーベキューやボウリングなど社内イベントも開催。こうしたイベントは従業員から提案されることが多く、参加率もとても高いのだとか。今年は新型コロナの影響でイベントは自粛となりましたが、それでもオンラインで社員同士の交流を図る機会を設けているそうです。
このような居心地のよさから、出産や育児で一度退職しても再びCTMサプライに戻ってくる方が多いそうです。ライフイベントの変化があっても、積み重ねてきたキャリアを活かして働き続けることができるような制度が整っているのも、安心して働けるポイントといえそうです。
6つの小学校の給食調理場を束ねる
エリアマネージャー
最初にお話を伺ったのは、今年で入社3年目になる津田ひかりさんです。
津田さんは栄養の専門学校を卒業後、新卒で入社。在学中は、就職先として学校給食は意識していなかったという津田さんですが、学校で開かれた会社説明会でCTMサプライに出会い、その考えが一変したといいます。
「おいしく栄養があるものを食べると元気が出るし笑顔になる。給食には子どもたちを笑顔にできる力があると感じました」
従業員の年齢層は広いけれど、距離を感じさせない温かさがあり、CTMサプライならさまざまなことを吸収して頑張ることができそうと直感に近いものを感じ、入社を決めたそうです。
現在、津田さんが務めているのはエリアマネージャー。学校の給食調理場など事業所を回り、業務の管理をするという仕事です。津田さんは、CTMサプライが給食事業を受託する22の小中学校のうち、6校を担当しています。
エリアマネージャーのお仕事は、マネジメントから調理の補助、報告書作成など業務の幅は多岐にわたります。午前中は担当する給食調理場に向かい、実際に調理業務もやるそうです。また他の現場から、急な欠勤の連絡が入れば、その穴を埋める人員をあてがったり、トラブルが発生したときはその対応に追われるなど大忙し。
「時間があらかじめ決められている学校給食の調理は時間勝負。衛生基準も細かく定められており、それをクリアしつつスピーディに作業しなければならないんです。そんな限られた時間の中でも、丁寧に出汁をとるなど手間がかかっているし、ハンバーグなどを成型するのもすべて手作業なんですよ」
山積みだった食材が瞬く間に何百人前もの給食という形になっていくさまを見て、最初は圧倒されたという津田さん。当時はどうだったんでしょうか?
「学校ごとに、配置されているスタッフの顔ぶれも違いますし、調理場の動線や食材の保管場所などが違うので、それを覚えるのも一苦労。慣れるまで大変でした」
安全な給食を届けるために、
決まりごとはしっかり守るのが基本
CTMサプライの調理スタッフの年齢は20代~70代ととても幅広い。津田さんがエリアマネージャーになったときも、自分よりも年上のスタッフが現場に多いことから、うまくまとめることができるのだろうかと不安だったと打ち明けてくれました。
「でも現場に入ってみたら、拍子抜けするほど私を全面的に受け入れてくれて。年齢や経験を超えて、自然に足りないところは補おう、助け合おうという会社の姿勢に助けられました。とても風通しがいいので、お互いが率直な意見を伝えることができるし、わからないところはすぐに聞くことができるんです」
このようなCTMサプライの社風が、業務の作業効率化や個々のスキルアップにつながっているようです。
入社して3年、そろそろ今の仕事を俯瞰して見ることができる頃ではないでしょうか。そこで津田さんに、給食調理の仕事で大切なことや、向いている人はどんな人だと思うか聞いてみました。
「大切なのは、ルールをしっかり守ること。給食調理の現場は衛生管理基準が厳しいんです。たとえば、使う食材や作業をする場所ごとに長靴やエプロンを取り替える。生肉や野菜を持ち運ぶときに、それぞれの動線が交わらないようにするなど、とても決まりごとが多いんです。どんなに急いでいても、ルールを守って調理するのが大原則。省略したりおざなりにすることなく、1つひとつの工程を守ることができる人なら、抵抗なく仕事できると思います」
YouTubeチャンネルも開設し、TwitterやInstagramなどのSNSツールも意欲的に取り入れて情報を発信しているCTMサプライ。LINEスタンプも販売しており、そのキャラクター「給食のひかりちゃん」のモデルとなっているのは津田さんなのだとか。会社の温かく柔軟性のある雰囲気は、SNSや動画からでも伝わってきます。
味覚が敏感な時期だからこそ、
給食で「食育」を実践したい
続いてお話をお聞きしたのは、2020年3月に調理の専門学校を卒業し、同年4月に入社したばかりという三重野李花さんです。
昔から食べることが大好きで、とくに小学校の時に食べていた給食はとてもおいしかったことから、いつしか「将来は学校給食に携われる仕事を」と思っていたそうです。
食事の洋食化が進んだことや手間暇がかかることから、最近は家庭の食卓に挙がる頻度が少なくなった日本の昔ながらのお惣菜。でも学校給食のメニューには、五目豆やひじき煮など、昔ながらの伝統的なおかずが意外と多く、子どもたちが日本の食文化に触れることができる絶好の機会になっていると三重野さんは話します。
「小学生は、味覚が敏感で繊細な時期。そんな大事な時期に、給食という面から、子どもたちの食育に携わりたいと思ったんです」
三重野さんのお仕事は小学校での給食の調理。現在は食材の洗浄・カット・加熱などを行っています。
新型コロナの影響で現場に入ることができたのは6月ごろ。配属先の小学校で働いている社員は、パートの方を除いて三重野さん以外は全員男性。年齢も性別も違うため、最初はうまくやっていくことができるのかと心配だったそうですが、実際はどうだったのでしょう。
「とにかく現場が温かい。年齢や性別に関係なく、こちらに歩み寄ってくれるので、一気に距離が縮まりました」
三重野さんを指導しているのはベテランの男性社員ですが、常に後輩を気遣う姿勢に頼もしさを感じているのだそう。
たとえば、大きな釜をかき混ぜるときに使う給食調理用の大きなしゃもじ「スパチュラ」。家庭ではまず使うことがないため、使いこなすためにはコツが必要なのだそうです。
「スパチュラの使い方に戸惑っていると、先輩がすかさず『腕だけでかき回すのではなく、ひざに重心をかけてみて』と、使い方のコツを見せてくれました。また、同じ食材でも、気温や湿度によって状態が変わってくることもあります。このような実体験に基づいたテクニックを惜しげもなく教えてくれるのはとてもうれしい」
先輩から受けたような
親身なアドバイスを後輩にも
まだ現場に入って半年ほどしか経っていない三重野さんですが、その中でもっとも印象に残っていることは何でしょうか。尋ねたところ、トラブル時の現場の対応と応えてくれました。
多くの給食を作る現場では、念には念を入れて準備していても、時には予期せぬトラブルも発生します。あるとき、成型をしている段階になって、1個あたりの計量の計算が間違っていたことに気づくというアクシデントが起こったそうです。
「給食を提供する時間は決まっているので、限られた時間で何とかしなければなりません。思わぬ事態が発生しても、冷静に状況を把握し、ベストな判断を下す。瞬時に頭を切り替えて対応した先輩たちの姿は”かっこいい”の一言です。私も早く先輩たちに追いつきたいと決意を新たにした出来事でした」
給食調理の仕事は、長時間立ちっぱなしだったり、山積みの材料を運ぶなど体力も必要そうなイメージ。女性の中には、給食調理の仕事に興味があっても、それがネックでなかなか踏み出せない人もいるかもしれません。三重野さんにその疑問を投げかけてみました。
「重いものがあっても周囲が手助けして一緒に運んでくれるので、力仕事が苦手な人でも問題はないと思います。立ち仕事も作業中は集中して調理しているため、時間があっという間に過ぎていきます。火を使うので調理場の暑さを感じることはありますが、子どもたちの『今日の給食おいしかった!』という言葉で吹き飛んでしまいますね」
現在、三重野さんは、献立に使う調味料の計量を担当しています。味の決め手となる調味料を入れるタイミングをつかむには経験が必要だそうで、「たくさんの献立を経験して、早く調味を任せてもらえるようになりたい」と今後の目標を語ってくれました。
入社3年目の津田さんと1年目の三重野さん。2人が共通して語っていたのは「周囲からの温かいサポートが心強かった。自分も同じように後輩をフォローしていきたい」というものでした。会社のモットーである「絆を大切に」は着実に社員に受け継がれ、優しさのリレーは続いているようです。
募集要項 | |
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社名 | 株式会社CTMサプライ |
住所 | 東京都新宿区四谷三栄町9-4 堀木ビル2階 |
募集職種 | 給食調理業務 |
採用対象 | 新卒/中途・既卒/女性/外国人/シニア |
雇用形態 | 正社員、パート社員 |
給与 | 正社員 未経験:月額18万~ 経験者:月額20万~(経験に応じて) パート社員 時給1,020円~ |
福利厚生 | ・昇給/年1回 ・賞与/年2回(業績による) ・交通費支給(社員:上限30,000万円/月、パート社員:上限15,000円/月) ・時間外手当 ・各種社会保険完備 ・産休・育休 ・制服貸与 ・食事補助(パート社員のみ) |
仕事内容 | 公立小中学校での給食調理業務。 学校の栄養士さんが作成された献立を基に、子供たちに給食を提供。衛生管理を徹底し、美味しい給食をつくる。 |
勤務地 | 東京23区内の小中学校 |
勤務時間 | 社員/7:00~16:00 パート社員/9:00~15:15 |
休日休暇 | 土日・祝日 |
応募資格 | 社員/調理師免許または栄養士免許(取得見込含む) パート社員/とくになし |
求める人材像 | 調理が好き。食べることが好き。子供が好き。仲間と協力して働きたい。体を動かすことが好き。 |
採用予定人数 | 2021年4月新卒入社 若干名 中途採用、2022年4月入社 積極採用中 |
選考プロセス | 応募 ↓ 会社説明・面接 ↓ (二次面接) ↓ 内定 |
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