クライアントのニーズを形にする商業施設づくりの総合プロデュース
女性活躍に取り組んでいます!
- 産休・育休制度有り(実績有り)、時短勤務制度有り(実績有り)
- 女性管理職の積極登用。子育て中の女性管理職を2名登用しています。
企画から設計、施工、メンテナンスまで
全国チェーン店の出店や改装をサポート
前を通るだけで、思わず惹きつけられる店舗ってありますよね。意匠を凝らした備品や壁、照明、レイアウトが、お店の世界観を映し出し、そこで提供されるモノやサービスの魅力を引き出す。そうした店舗設計やデザインの仕事に魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
今回訪ねた「株式会社グラン・クリエイト」は、そうした店舗の設計・施工を請け負う会社です。クライアントの9割超が全国チェーンの企業で、誰もが知る飲食店や大手ホームセンター、アミューズメント施設の名前が並びます。みなさんが足を運んだことのある店舗もあるかもしれません。
最寄り駅のJRおよび東京メトロ飯田橋駅からは、軽子坂を上って徒歩5~6分という便利さ。会社のあるビル周辺は静かな環境ですが、少し歩けば、街歩きスポットとして人気の神楽坂通り。ランチや仕事帰りの楽しみもありそうです。
まずは、専務取締役の大竹寿和さんにお話しを伺いました。
1995年の設立当初は設計業務を中心に展開していたそうですが、15年ほど前から施工やメンテナンスも手がけるようにになり、徐々に業務の幅が広がっているとか。
「商業施設に関することなら、ご要望があれば、すべてやってみようというスタンスで取り組んできました。たとえば『内装だけでなく建築も』という依頼が増えたので、建築業登録をして、建築関係の仕事も受けられるようにしたり。グラフィック関係のニーズにも応え、ロゴやメニューデザインも手がけています」
まさに、商業施設づくりの総合プロデュースです。そうした総合力が強みのひとつだと大竹専務は言います。
平均年齢は33~34歳と、20代、30代の若い社員が多いのも特徴です。
「先輩社員が培ってきたものを引き継ぎながら、ITなどの新しいものを取り入れ、若い社員も働きやすい環境づくりをめざしたいと思っています」と大竹専務。そこで、OJTに力を入れ、熟練者が教えやすい体制を作っているほか、現場の作業には「ライブカメラ」も導入したとか。熟練技術者が現場に行けないときにも、リアルタイムで社内から現場に指示を出すことができる体制にしているそうです。
「次も頼むよ」と言われるように
クライアントの思いに誠実に応える
店舗設計・施工の仕事に携わるおもしろさについて、大竹専務は次のように話してくれました。
「店舗の出店には、企業の威信やお金、今後の業績への期待など、クライアントのたくさんの思いが込められています。その思いに応えるのが、私たちの仕事。だから責任も大きいけれど、いい仕事をしようというモチベーションにもつながります」
そのうえでさらに「次も頼むよ」と言われることを目指す。それがグラン・クリエイトが大切にする信念だと大竹さんは力をこめました。そのためにクライアントのことを常に意識し、研究する。街を歩いていても、店の内装を研究したり、商業施設に関する情報にアンテナを張っておくことも大事だと言います。社員には「全員が営業なんだよ」と伝えているとか。
「クライアントがたくさんあるなか、同じ仕事のやり方をしている会社は1つもありません。ノウハウを別の会社に当てはめようとしても、うまくいかない。応用力が必要ですし、身につける知識量がとても多いので、1人前になるには約10年かかる業界なんです。だからこそ、入社したらぜひ長く勤めてノウハウを蓄積し、それをまた後輩に教えてほしいと思っています」
グラン・クリエイトでは、「禅寺研修」という少し変わった研修を行っているそうです。お寺での2泊3日の研修で、3年目以降の中堅社員が対象だとか。
早朝からお寺の清掃や座禅など厳しい内容で、「みんな嫌々行ってるかも」と大竹専務は笑います。しかしこの「大変なことを乗り越えた」という共通の体験を大切にしてほしいのだと言います。
「仕事をしていれば、うまくいかないことはたくさんあります。そこから逃げずに乗り越えなきゃいけないとき、この体験が役立つかもしれない。そんなスタンスで始めた研修です」
共通の体験といえば、社内イベントも多いとか。
「社員旅行やサンドイッチパーティ、皇居マラソンなど、年間を通じて、みんなの記憶に残るようなイベントをいろいろ開催しています。社内の連帯感とモチベーションUPにもつながっていると思います」
お話からは、社員の成長を長い目で見守ってくれる温かみが伝わってきました。
図面の描き方や設計のイロハは
実践を通して学んでいった
次に、入社5年目の古澤広大さんに話を伺いました。
古澤さんは、手に職をつけたいと考え、家具や家に興味があったことから、専門学校のインテリアデザイン科へ進学。当時から、内装に関わる仕事に就こうと考えていたそうです。そして、専門学校の掲示板や求人サイトなどでグラン・クリエイトの求人を見かけ、とりあえず受けてみようと行動を起こしたのだとか。
「連絡した時期が少し遅かったのですが、すぐに社長と常務、専務に面接をしてもらいました。働きやすそうだなあというのが第一印象ですね。そのあと会社の先輩から直接話を聞く場をセッティングしてもらい、社員の仲の良さが伝わってきたので、ここに決めようと思いました」
最初の配属は施工管理部門でしたが、半年経った頃、設計部門へ異動。現在は、主に飲食店の設計監理や意匠デザインなどを行っているそうです。
お客様との打合せから、図面起こし、見積もりを経て、設計の立場から現場も同時に見ていくというのが仕事の流れです。
「CADは専門学校で教わっていましたが、そのほかの図面の描き方や設計のイロハなど、実務的なスキルや知識は、ほとんど入社してから覚えました」
施工管理を半年ほど経験したおかげで、現場の流れはある程度理解できたそうですが、「最初は図面に何が描いてあるのか、正直わからない。お客様や職人さんの話の流れについていけないのが、もどかしかったですね」と笑いながら振り返ります。
そこからどのようにして学んでいったのでしょうか?
「設計をバリバリやっていた常務と組ませてもらい、OJTのように現場を体験しながら覚えていきました。図面も、『ちょっと描いてみて』と渡されたものを描いて、常務に何度も添削してもらうの繰り返し。打合せの席にも同席させてもらい、少しずつやり方を学んでいきました」
仕事の流れや基本的なところがつかめてきた、と感じられるようになったのは、2年目の途中からだとか。3年目になると、要所要所を1人で担当させてもらうことも増えていったと言います。
お客様が喜ぶ店舗づくりができたとき
それが一番のやりがいと喜び
打合せの段階で、クライアントのイメージがしっかりできている場合もあれば、ざっくりしたイメージをポンと投げられ、古澤さんの方で意匠から起こしていくという場合もあるとか。イメージを実際の形にしていくときに、古澤さんがこだわっているのが「手で描く」ということだそうです。
クライアントの思い描くイメージを聞き、デザインや店のレイアウト、人の流れといったことを、手で描きながら、要所要所を立体的にしたり。さらにそれを細かく修正していくのだと言います。
「僕はどちらかというと絵を描くのがヘタなので、すぐにCADとか3Dに起こしたくなるんです。でもそれだと、きっちり決まったものしかできない。だから『とにかく手で自由に描け』ということを最初に叩き込まれました。手描きの方が自由に膨らんでいく良さがあるんです。それに、打合せのときに、クライアントの前で『こうですか?』と言いながらどんどん描いていくのって、プロっぽいでしょ(笑)。受ける印象もいいですよね」
お店のブランドやコンセプトだけでなく、商圏の特性や立地を念頭にした提案も大事だと古澤さんは語ります。
「ハイグレードなエリアで大衆的なお店を作っても流行らないでしょう。ここに出店するならば、意匠にお金をかけないといけないということを説明して、予算を多めにしてもらったり、逆にこのお店は、機能性の部分にお金を回した方がいいんじゃないか、という話もします」
無事にオープンにこぎつけたあと1カ月ほどたった頃に様子を聞き、「順調だよ。他店よりもお客が入ってるよ」という報告を聞いたときが、一番やりがいを感じると言います。
「地域性とコンセプト、動線、機能、意匠、それらがぴったりマッチしたお店を作れたときが一番の喜び。お客様がたくさん来てくださるということは、それがちゃんとマッチしている証拠ですから」
高級感あるFC店の新店を担当
シンガポールへの出張も!
古澤さんがこれまで手がけた中で、印象に残っている仕事について話を聞きました。
「今も担当している仕事なんですが、シンガポールが本社の紅茶ブランドのFC展開で、2店舗の新規出店に携わることができました。本国の店舗視察と、新しい仕様の打合せを兼ねてシンガポールに出張もしたんです。『仕事してる』という実感があって楽しかったですね! 」
FC店舗として基本のマニュアルがあるなかで、先方の希望を理解しつつ、日本の法律に照らし合わせながら「ここまではできるが、これは無理だ」という調整をしていく作業だったとか。
「手間がかかるけれど、細かいところを打ち合わせて収まり方を決めていくのがすごくおもしろい」と古澤さん。知恵の絞りがいもあるということでしょう。
「やりとりを繰り返すたびに、図面上で店舗ができあがっていき、さらに現場の施工が始まると、がらんどうだった空間に、徐々に形が造型されていく。特にそのFC店舗の場合は、ディスプレイが豪華絢爛なので、出来上がったときの差が実感できる。0と100が見られるおもしろさがあります」
最後に古澤さんの今後の目標について尋ねました。
「僕は飲食店を中心に担当しているんですが、飲食店といっても幅が広くて、たとえばイタリアンはまだやったことがないんです。もっと違う種類の物件もいろいろ担当してみたい。そのためにも、一緒に動いてくれる部下のマネージメント能力をもっと勉強して身につけたいですね」
出店するお客様の思いに真摯に向き合い、そのビジネスをサポートするグラン・クリエイト。店舗設計・施工という仕事は、デザインや設計に興味のある人はもちろん、モノを創り上げる楽しさを実感したい人にとっても、やりがいのある分野ではないかと感じました。
募集要項 | |
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社名 | 株式会社グラン・クリエイト |
住所 | 東京都新宿区神楽坂2-14 ノービィビル5階 |
募集職種 | 総合職※下記の全てに関わった業務となります。 ①施工管理職 ②設計職 ③営業職 |
採用対象 | 新卒/中途・既卒/女性 |
雇用形態 | 正社員 |
給与 | モデル月収 大卒 225,000円(168,338円+固定時間外手当51,137円)+他固定手当 専門卒 219,000円(163,702円+固定時間外手当49,773円)+他固定手当 高専卒 219,000円(163,702円+固定時間外手当49,773円)+他固定手当 ※固定時間外手当は40時間分です。時間外労働が40時間を超えた場合は、別途割増賃金として支給 |
福利厚生 | ・賞与年2回(夏・冬)業績、勤務実績、人事考課による。但し、1年目は寸志程度。 ・昇給年1回(3月)業績、勤務実績、人事考課による。 ・介護休暇、育児休暇・育児時短勤務(実績あり) ・通勤交通費月3万円迄支給(3カ月分の定期代を3カ月ごとに支給) ・健康保険(土建国保)・厚生年金、労災保険、雇用保険 ・各種研修制度(新入社員研修、社内勉強会(製作・設計)、管理職研修、経営大学研修など) ・資格取得祝金制度 管理建築士5万円、1級建築士2万円、2級建築士5千円、1級建築施工管理技士1万円、2級建築施工管理技士3千円 ・各種慶弔見舞金制度、新築祝金(3万円) |
仕事内容 | ①施工監理 現場監理・施工図面の作成 立地・業態・予算・工期等を充分視野に入れた計画をもって、施主様の意にそぐう施工・管理を行います。また、お引き渡し後のメンテナンス対応も行います。 ②設計・デザイン 建築・店舗内装等の企画・デザイン・設計 業種・業態・立地・商圏等を十分に分析し、商業的成功をもたらすデザイン、設計を行います。また、多店舗展開への発想とフォーマット化も行います。 ③営業 新規顧客開拓、継続顧客との関係構築、マーケティング 新規のお客様を獲得するためにテレアポや飛び込み営業をしていただきます。弊社の経営資源をフルに活用し、お客様と企画から携わっていただきます。 |
勤務地 | 東京都新宿区神楽坂 |
勤務時間 | 9:00~18:00(休憩時間12:00~13:00) ※工期により変更有 |
休日休暇 | 週休2日制(土・日)及びGW、お盆、年末年始等の期間で会社指定の休日あり 年間115日(土日105日、会社指定日5日、労使協定による有休5日) |
応募資格 | ・未経験歓迎 ・学歴不問 ・基本的なPCスキル(Excel・Word・PowerPointなど) ・基本的なCADスキル(特にVectorWorksを使用します) |
求める人材像 | 元気な挨拶ができ、人とコミュニケーションを取ることが好きな人 感謝の気持ちを持って行動できる人 努力を惜しまない人 自己管理がしっかりできる人 モノ創りが好きな人 |
採用予定人数 | 5名 |
選考プロセス | まずは下記よりご応募・お問合せください ↓ 書類選考 ↓ 面接2~3回(適正検査あり) ↓ 採用(試用期間3カ月あり) ・次の選考ステップに進まれる方のみご連絡させていただきます。 ・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 ・選考プロセスは変更になる可能性があります。 ・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。 |
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