大企業ではないからこそ、
任せてもらえるというやり甲斐

- イランペルマ・サチットさん
- J-VPD株式会社
スリランカ出身のサチットさん。高校卒業後は自国の銀行に勤務したが、日本で働きたいと思い、来日。語学学校で日本語を学んだ後、専門学校でビジネスとITについて勉強。就活中に新宿区U29しごと図鑑主催のグローバル見学会に参加したことでJ-VPDと出会い、採用が決定。2019年4月に入社とまだ半年ながら、システム開発を任されるなど多忙な日々を送っている。
日本語を学び、ビジネスを学び、
そのスキルを活かしたい
主に海外に向けて医療ビジネスを展開しているJ-VPD株式会社。スリランカ出身のサチットさんは、どのような就職活動をして、どうやってJ-VPDの採用に至ったのかを伺いました。
システム開発での頑張りが評価され
名称にも“sachith”の文字が
入社して約半年が過ぎたサチットさん。学んだITの知識と技術を活かして仕事をしているそうです。実際にはどのような業務を担当しているのでしょうか。
ビジネス仕様の日本語は大変
さらに敬語や専門用語にも悪戦苦闘
すでに大きな仕事を任されて、面白みを実感しているサチットさんですが、プレッシャーや苦労していることはないのかどうか、伺ってみました。
医療以外でも活用できるシステム構築が目標
そのために、もっと勉強もしたい
サチットさんが日々前向きに仕事に取り組むことができるのも、働きやすい環境があるからこそ。社内の雰囲気や、オフィスのある新宿区曙橋についても伺ってみました。
社長からの一言

代表取締役社長
山田 哲児さん
J-VPDでは海外でビジネスを展開していることもあり、外国人を積極的に採用しています。日本企業の経営者の中には、外国人雇用に前向きでない方がまだまだ多いのですが、母国を離れ、海を越えて日本へやって来たという時点で、私の中で外国人労働者のポイントは高いですね。
彼の場合も仕事を任せると、こちらの要望以上のものを返してくれます。学ぶ意欲が強いので、医療分野の経験がないこともマイナスにはなりません。本人のレベル以上の仕事を任せるのは弊社の社風で、現状レベルの仕事をしているだけでは成長はないと思っているからです。そんなJ-VPDに、彼は非常にマッチしたということでしょうね。できればネットやシステム以外の分野にも挑戦してもらって、自身のスキルの幅を広げていってもらえればと思っています。
休日を利用して勉強したいということですが、大いに結構じゃないですか。金銭的に難しいようなら、会社も支援したいですね。
取材してみて
やる気のある人なら国籍を問わず採用したい。社長のそんな想いを強く感じたJ-VPD。新宿区は街を歩いていても、外国人の姿を見ない日がないほど国際的なエリア。日本で働きたいと思う外国人の方にとって、最適なエリアなのではないでしょうか。
また語学はもちろん、サチットさんのような積極性など、これから国際化を図る日本の企業にとって、海外の人たちのスキルを活用することは、非常に重要なのではないでしょうか。