電子機器に必ず必要な電源装置。
アプローチ次第で広がる営業が楽しい

- 村尾 玲美さん
- 三井電子株式会社
第1営業部 1課
大学での専攻は外国語。3年の6月まで、半年間ニュージーランドに留学。帰国してから就職活動を始めるものの、出遅れを感じていたと言う。焦りが出始めた頃に勧められたのが、新宿区U29しごと図鑑が主催している「合同企業面談会」だった。それをきっかけに三井電子株式会社に興味を持つ。希望して半年間のインターンを経験したのち、2018年4月に入社。入社後は営業部に配属され、現在は20社ほどの企業を相手に駆け回る毎日だ。
『しごと図鑑』で想像した雰囲気そのまま!
それが決め手となって入社へ
三井電子株式会社は、パソコンや家電をはじめ、さまざまな産業機器で使われている電源装置を扱っている会社です。留学していたことで就職活動のスタートが遅れた村尾さんが、自分にぴったりの就職先を見つけるまでの経緯や、三井電子を選んだ理由についてお話しを聞きました。
先輩の営業のやり方を見て学び、
さらに実践練習で営業力を磨いた
メカっぽいものにも興味があったと言う村尾さんですが、仕事となれば、電源や板金についての専門用語も飛び交います。現在、入社して8カ月目ですが、製品の知識はどのように学んできたのでしょうか。
営業の仕方からスケジューリングまで
丁寧に指導してもらえる環境がうれしい
三井電子が主に扱っているのは、業界トップシェアを誇るコーセル社の製品をはじめ、産業用のスイッチング電源と呼ばれるものです。営業の村尾さんは、どのような仕事をしているのでしょうか?
「この製品のことなら村尾さんに」
そう言われる存在をめざしたい
スイッチング電源は、携帯電話の基地局や発電所、新幹線といったインフラに関わるものや医療機器など、いろいろな場面で使われています。システムの命とも言える部品を扱うおもしろさについて聞いてみました。
先輩からの一言

第1営業部 1課
渡邊 航さん
「非常に動きがいい新人だな」というのが村尾さんの第一印象。営業部は男所帯なので、村尾さんが入ったことで、ぱっと明るくなった気がしますね。
弊社は、自社に技術部や板金工場を持っているので、出来上がった部品を売るだけでなく、お客様のかゆいところに手が届くような提案ができます。そこが営業としてやりがいのあるところ。ただ、そういうお手伝いをするためには、お客様が扱っているものをしっかり調べてからでないと、売るべきものがブレてしまう。訪問する前の下調べが重要なんです。その点、村尾さんは勉強熱心で、予習復習をよくやっている。最近は、自分で考えて回答できるスピードもアップしてきているように感じます。
僕も畑違いから転職してきたので、最初は聞いたことがない専門用語にとまどいました。そこを一つずつ調べて自分のものにしながら、成長してきた。村尾さんも、これから壁にぶつかることもあるかもしれない。でもそこを乗り越えれば、どんどん伸びていくと思う。2年先輩として、僕もいつでも相談にも乗るし、一緒にがんばっていければなと思っています。
取材してみて
留学していたことで就職活動に出遅れ、不安を抱えていた村尾さん。しかし、女性営業職の先輩の様子や会社の雰囲気をしっかりチェックしたうえで「合同企業面談会」に臨み、希望に合った職場を見つけました。
また、「環境に慣れるのに時間がかかるタイプなので」と自己分析し、インターンをさせてほしいと会社に対して伝えています。就職を決めることがゴールではなく、そのあとの働く自分を想像し、何が必要かを考えることも大切なのだと感じました。